「退職代行って、いくらかかるの?」

退職代行を検討するとき、最初に気になるのがこの疑問だと思います。私もそうでした。

結論から言うと、退職代行の相場は民間企業型:1〜2.5万円、労働組合型:2〜3.5万円、弁護士型:5〜10万円です。

ただ、料金だけで選ぶと後悔することがあります。この記事では、相場の内訳と「自分に合ったサービスの選び方」をわかりやすく解説します。

ミサキの声
ミサキ
ミサキ(25歳・元ブラック企業)

「安いサービスを選んで、有給消化の交渉ができなかった」という話をよく聞きます。料金と対応範囲をセットで理解してから選ぶことが大事です。

退職代行の料金相場【2026年最新版】

退職代行サービスは、運営元によって3種類に分かれます。種類によって相場と対応できる範囲が変わります。

種類 料金相場 有給交渉 法的対応
民間企業型 10,000〜25,000円 × ×
労働組合型 20,000〜35,000円
弁護士型 50,000〜100,000円
相場を見るときのポイント

料金が安いほど対応できる範囲が狭くなる傾向があります。有給が残っている場合や引き止めが心配な場合は、労働組合型(2〜3.5万円)が最もコスパが良い選択です。

民間企業型:10,000〜25,000円

民間企業型は、退職代行の3種類の中で最も料金が安いカテゴリです。

ただし、民間企業型にできることは「退職の意思を伝達するだけ」に限られます。

  • 有給消化の交渉:できない(労働組合でないと「交渉」は非弁行為になる)
  • 退職日の調整:会社側の意向に依存
  • 引き止め対応:限定的

「会社が素直に応じてくれそう」「有給がほとんど残っていない」という場合は民間企業型で十分です。

民間企業型の相場感

相場下限 10,000〜12,000円(アルバイト・パート向けプランが多い)
相場中心 15,000〜20,000円
相場上限 25,000円前後

労働組合型:20,000〜35,000円

労働組合型は、コスパ面で最もバランスが良いカテゴリです。

労働組合として交渉権を持つため、民間型にはできない有給消化・退職日の調整が可能。料金は2〜3.5万円と、民間型と弁護士型の中間に位置します。

  • 有給消化の交渉:可能
  • 退職日の調整:可能
  • 引き止め対応:対応できる
  • 法的トラブル(損害賠償等):対応できない

主要な労働組合型サービスと料金

サービス名 料金 後払い
モームリ 22,000円(正社員)/ 12,000円(パート) ×
SARABA退職代行 24,000円(一律) ×
退職代行ガーディアン 29,800円(一律) ×

有給が残っている人は、有給消化ができる労働組合型を選ぶことで、実質的な「回収額」が料金の差額を上回ることがほとんどです。

例:有給が5日残っていて日給8,000円なら、有給消化で40,000円の収入。民間型(15,000円)と労働組合型(24,000円)の差は9,000円。有給消化できれば31,000円のプラスです。

有給が1日でも残っていれば、労働組合型を選ぶべき理由

労働組合型は民間型より数千円高いですが、有給消化を交渉できる分、実質的な手取りが増えます。日給8,000円の人なら、有給1日分(8,000円)で差額を回収できます。

弁護士型:50,000〜100,000円

弁護士型は最も料金が高いカテゴリですが、対応できる範囲も最も広いです。

  • 有給消化・退職日の交渉:可能
  • 未払い残業代の請求:可能
  • 損害賠償への対応:可能
  • ハラスメントに関する法的手続き:可能

「会社から損害賠償を請求されそう」「未払いの残業代がある」「ハラスメントを受けていて証拠がある」という場合は、弁護士型を検討してください。

弁護士型の料金体系に注意

弁護士型は基本料金に加えて、成功報酬が発生することがあります。

基本料金 50,000〜70,000円が相場
成功報酬 未払い残業代回収額の20〜30%(法律によって異なる)

代表的な弁護士法人みやびは基本料金55,000円ですが、残業代回収を依頼すると成功報酬が加算されます。申し込み前に料金体系を確認しておきましょう。

ミサキの声
ミサキ
ミサキ(25歳・元ブラック企業)

私は労働組合型を使って有給10日分を消化できました。料金は24,000円でしたが、有給で80,000円分の収入が入ったので、実質的にプラスでした。

料金の安いサービスを選ぶときの注意点

「とにかく安く済ませたい」という気持ちはよくわかります。でも、相場より安いサービスを選ぶ前に、次の点を確認してください。

確認ポイント①:有給消化の交渉ができるか

民間企業型の安いサービスは、有給消化の交渉ができません。有給が残っている場合は、数千円高くても労働組合型を選ぶ方が実質的に得です。

確認ポイント②:追加料金が発生しないか

「基本料金が安くても、オプションで高くなる」というサービスがあります。申し込み前に料金体系をしっかり確認しましょう。

確認ポイント③:24時間対応しているか

退職代行は「今すぐ辞めたい」という緊急性を伴うことが多い。24時間対応・即日対応ができるサービスを選ぶことが重要です。

後払いで使える退職代行はある?

「今、手元に料金を払う余裕がない」という人には、後払い対応のサービスがあります。

「辞めるんです」は業界では珍しい完全後払い制(27,000円)を採用しています。退職が成功してから支払うため、先払いが難しい状況でも安心して利用できます。

サービス名 辞めるんです
料金 27,000円(一律・後払い)
運営元 民間(弁護士監修)
有給交渉 △(交渉はできないが、申請の補助は可)

退職代行の料金を比較するときのチェックリスト

  • ✅ 有給が残っているか → 残っているなら労働組合型を選ぶ
  • ✅ 引き止めや法的トラブルが心配か → 心配なら弁護士型を選ぶ
  • ✅ 追加料金の有無を確認したか
  • ✅ 24時間対応しているか
  • ✅ 後払いが必要かどうか

退職代行の詳しい比較は退職代行サービス徹底比較の記事も参考にしてください。選び方の基準について詳しく知りたい方は退職代行の選び方もあわせてどうぞ。

まとめ:退職代行の相場と選び方

退職代行の料金相場をまとめます。

種類 相場 こんな人向け
民間企業型 1〜2.5万円 会社が素直に応じてくれる・有給が残っていない
労働組合型 2〜3.5万円 有給を消化したい・引き止めが心配(最もおすすめ)
弁護士型 5〜10万円 法的トラブルが心配・未払い残業代がある

迷ったら労働組合型(2〜3.5万円)を選べば間違いありません。有給消化の交渉もできて、民間型と大きな料金差もないため、最もコスパが良い選択です。

退職代行を使うか迷っている方へ

まずは無料相談から。申し込み前にLINEで気軽に相談できるサービスがほとんどです。

よくある質問

退職代行の相場はいくらですか?
民間企業型は10,000〜25,000円、労働組合型は20,000〜35,000円、弁護士型は50,000〜100,000円が相場です。有給消化の交渉が必要な場合は、労働組合型がコスパ最良です。
退職代行に追加料金はかかりますか?
多くのサービスは一律料金制ですが、弁護士型では成功報酬が発生することがあります。申し込み前に料金体系を確認しておきましょう。
後払いで使える退職代行はありますか?
「辞めるんです」(27,000円)が業界唯一の完全後払い制を採用しています。退職成功後に支払うため、先払いが難しい場合でも安心して利用できます。